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太氣至誠拳法 鎌倉太氣拳は澤井先生直伝の佐藤嘉道先生の稽古体系を実践します。

TEL. 090-8030-2262

稽古の方針POLICY

稽古の方針

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「佐藤嘉道先生の稽古について」

佐藤嘉道先生は沢井健一先生のもっとも古い弟子のお一人で現在は太氣至誠拳法の代表をされていらっしゃいます。また沢井先生のご親族として生活を通じて深く学ばれました。
2011年に氣至誠拳法の資料をまとめ、稽古法を整理されました。


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「稽古の流れと連関」

それぞれの稽古は関連を持ち、全体を通して円環となります。
それを現したのが左の図です。

 立禅・意               → 
 感   [格技の感覚]         → 
 呼吸  [自分の自然な呼吸に集中する] → 
 神経  [力を抜いて放静する]     → 
 筋   [ゆっくり動に移行]      → 
 筋力  [力と速さ 筋肉の稽古]    → 
 氣   [呼吸を止めて氣を入れる]   → 

と連関する関係にあります。
この連環を繰り返すことで上達してゆきます。


佐藤嘉道先生直伝の稽古・・・佐藤先生のご指導の言葉をまとめてみました。

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「全体に共通すること」

  午前中はグッと入れるのはやならい。
  ゆっくりやるのと、グッと筋肉を使うのは別の稽古。
  ゆっくり、大きくやるのは必要。そして、小さく縮める。
  気持ち・神経・呼吸の稽古をする。
  戦うという意がないと違ってしまう。
  「肉体は馬鹿だから3日やらないと忘れる」と沢井先生が仰っていた。


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「礼法(座礼)」

  拳を握る
  ひざは開く


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「立禅」・・・肩幅に立つ→手をあげる→手を下ろす

 親指を立てない
 上からでも下からでもどちらでもよい
 心臓より高めの位置
 5分くらい。自分のペースで。
 長くやればよいというものではない。
 「そんなに単純なら坊さんはみんな強くなる。」(澤井先生」
 肘は張る(内旋気味に)
 呼吸をいつも整える。
 呼吸鼻から吸って口から出す。
 呼吸の練習で神経を末端まで行かす。
 神経の稽古。神経を速くする。
 神経は運動じゃない。(年齢に関係ない)
 無駄な動きをなくす


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「揺」・・・左足を前に出す→手を下ろす→右足出す。→正面向いて手を下ろす。

 足を出すときには自然に平衡に立ったところから出す。横に出さない。
 指先まで生かす
 手は意拳のように返さない(そのまま)
 腰が高くなりすぎるので注意
 指が縮まらないように注意
 手を下ろすときには呼吸に合わせる。
 無駄な動きをなくす


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「気を入れる」・・・肩幅に立つ→左足前(→正面を向く)→右足前

 沢井先生は必ず朝に氣を入れることをやっていた。
 足を出してから気を入れる
 左右3回ほど。
 入れる前に2−3度準備
 「飛んでゆくように」
 力を入れない
 体を落としすぎない
 指は腕に触れず、掌底の部分が触れる


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「這」

 足はスリ足。
 両足が平行のまま移動する。
 体重は両足体重で。(片足にならない)
 手を上げるのは腰をおろすのと一緒
 手の高さはこめかみのラインに手首がくる。(意外と高い)
 (グッと包むように)伸びている。
 (澤井先生の写真はグッと伸びている)
 足を出すときはカカトから
 左右を向くときには手と(腰と)足がいっしょ
 最後に後ろ足の足先を進行方向に向ける。寄せる足の膝を回す。(前進のとき)
 後退の時には出した足の膝をしめる
 ため足が必要。
 膝は内に入れて、すぐに出ることができるように。 
 楽なところから5cm落とすと変わる。(沢井先生の写真のように落とす)
 前進→後退したら元の場所に戻ってくる。(歩幅は前後とも同じ)
 歩幅は、歩く歩幅といっしょ。広くなりすぎない。(特に後退の時)
 王コウサイはアヒル歩きだった。
 王コウサイの歩法に剣道+柔道が加わって太氣拳の足サバキができたのだろう。
 だから、歩幅がせまく、猫足立ちのようになる。
 移動しながらも全体を観るように。
 沢井先生に「後ろ脚が大事なんですか?」と聞いたら「そうだ」とお答えになった。


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「練」(歩きながら)

*前後 
 水の入った花瓶を持って動かすように
 手のひらは返さない。指を不自然に曲げない。(自然に)ただし、気分が乗ったらやってもよい
 足は並行に。進行方向にまっすぐ。
 呼吸は、引く時は吸う、出すときは吐く
 手を開く。五木寛之書道の時、手のひらをこすり合わせる。<?>
 手のひらき具合も大事
 後ろ足が寄ってきちんと着いてから手を前に出す。(前進)
 後ろの脚に重心がかかったら手を押し出す。(後退) 
*回旋
 沢井先生は速い動きでやていた。
 手は十分に開く
 さがるときに手が(回旋が)小さくならないように。
 上に強く跳ね上げる動作を入れる。
*前蹴りの受け
 迎え手が主体(動き全体をとしては迎え手)
 (大きいからだから小さい体に。佐藤先生は体の大きさが変わる。しぼんで見える。)
 腰を落とした状態のときには十分に腰を低くする。
 ハス構えが変わらないように、常に正面を向いているように。
 前の手(出ている手)は落とした後に相手につける。(攻めの手になる)
 後ろの手は手の掌で止める。(止め手)
 前の手は前腕内側を使う。舐めるように。(迎え手)
 止めは「羽を閉じるように」と沢井先生が仰っていた。
*その他
 手の技法は4つ。止め手・サシ手・迎え手・払い手
 体重は常に真ん中。
 這いのときには片方の足をもう一方の足に引き寄せるが、ゆりでは平行のまま。
 「寄せると遅くなる」と沢井先生が仰った。このことは沢井先生に何度も聞いたから確かである。


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「探手」

*構え
 前の手は上げて顔面を守る。
 後ろの手は添え手。
*前蹴りの受け
 受けた後伸びない。(すぐに攻撃しようとして状態から相手に入ってゆかない)
 両足体重のままで行う。特に受けた時、後ろ足体重にならない。
*迎え手(上段)
*外回し(外から内)
 あくまでも迎え手
 手のひらは使わない。前腕から手首のあたりまでを使う。
*内回し(内から外)
 (差し手から手を開いてゆく。このときには体は45°斜めに捻じりながら)
 (足は一度寄せてくる<?>)


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「竹刀・棒による稽古」

*棒を受ける
 止まると硬くなる。
 手をぐるぐる回す。
 回すときには下は金的まで。上は横に。
 『拳聖沢井健一先生』の最後に出てくるバレーの鈴木さんの話を参考にするとよい。
*竹刀を受ける(@両手で受ける・A片手で受ける(さし手))
 ぶつけないように。
 一瞬の張り。


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「打拳」

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